本当に関係ない?:目標2

(前回のあらすじ)

ウサギはやる気が出ないそうだが…

で、やる気は空から降ってきた?

ざんねんながら、少しも降ってきそうにないよ。

(ダメだこりゃ。)…そうかい。なら、前回の復習をした後に目標2に進むよ。

目標1…貧困問題

日本では、国内の生活水中に満たない生活しかできない「相対的貧困」が問題。

日本の人口の15.7%が相対的貧困

前回は、目標1:「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」について考えました。日本では「相対的貧困」が問題であること、それを解決するために

  • 社会保障制度・対策
  • 相続財産、天然資源、適切な新技術などの基礎的なサービス

この二点を意識しながら考えるといい、という事を紹介しました。社会保障制度についていえば、生活保護などがすぐに思いつきそうです。また、経済的なサービスでいえば、コロナワクチンの接種が適切な新技術の一例として挙げられそうです。ですが、コロナワクチンに関していえば副作用の問題があったりと課題もあります。生活保護のほうも度々問題が出てきたりします。

社会保障制度や、基礎的なサービスといったものは社会問題として報道されることも多いので、ニュースをみてみたり実際に自分で調べてみると面白いことがわかるかもしれません。

目標2

目標2:飢餓を終わらせ、食料保障および食料改善を実現し、持続可能な農業を促進する

目標2は食糧問題について、です。

  • 2030年までに飢餓を撲滅し、貧しい人々でも一年中安全で栄養のある食料を得られるようにする。
  • 2030年までにあらゆる形の栄養不良を解決し、若い女性・妊婦・授乳婦・高齢者の栄養ニーズへの対処を行う
  • 2030年までに小規模食糧生産者の農業生産性と所得を倍増させる

目標2ではこの3っつの項目が挙げられています。ぱっと見、日本にはあまり関係のなさそうな項目ばかりに見えますが…

2021年、2月26日の報道です。内容は「母親が家で餓死、息子も衰弱していた」というものです。たくさんの食べ物がある日本ですが、餓死する人はいます

また、この報道は「無戸籍」という点にも注目しています。

無戸籍」についてはSDGsの目標16「持続可能な開発のための平和で創設的な社会を促進し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する」の中で詳しく取り扱う事にします。

目標2は、「飢餓を終わらせ、食料保障および食料改善を実現し、持続可能な農業を促進する」なので、肥満は関係ないんじゃないか?と思われそうです。が、その中の項目に「あらゆる形の栄養不良」というものがあります。食料不足でやせ細る事も栄養不良の1つですが、逆に栄養の偏った安価な食事しかとれず肥満になる事も栄養不良の1つになると思います。

ヨーロッパやアメリカなどでは「貧困と肥満」はすでに深刻な問題としてとらえられているのですが、日本ではあまり深刻に捉えられていないような気がします。そもそも、海外に比べて日本は肥満率が低いので、肥満が社会問題として重視されにくいのかもしれません。

http://top10.sakura.ne.jp/WHO-WHOSIS-000010R.html#:~:text=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%88%90%E4%BA%BA%E3%81%AE%E8%82%A5%E6%BA%80,%E3%81%AF%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%81%AE1.1%25%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

世界の中の日本を知る世界ランキング 『世界・成人の肥満率ランキング』より

https://www.globalnote.jp/post-3951.html

global note 『世界の男性肥満率 国別ランキング・推移 』より

日本は肥満の少ない国なので、日本国内の「貧困と肥満」に関する研究や調査も多くなく、情報がほぼありません。ですが、2018年に滋賀医科大が日本国内でも低年収と肥満率に関係がある、という事を発見しているので、日本でも「貧困と肥満」の問題はあるといえるでしょう。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27707370V00C18A3CR8000/

日本経済新聞 (2018) 『年収低いほど肥満リスク大 女性で、滋賀医科大分析』より

さて、日本における「栄養不良問題」についてここまである程度紹介してきました。なので次は日本の「農業問題」について。

農地の確保、水利権、農具・農業用機械の導入など、新規就農のハードルが高い

農業従事者の減少

食料自給率の低下

今の日本の農業が抱える4つの問題 (2017)
https://www.kaku-ichi.co.jp/media/business/agriculture-problems-in-japan 

主にこの3つがあります。特に「農業従事者の減少」はあらゆるサイトで取り上げられていて、多くの人から問題視されているようです。

また、農業従事者の減少に伴う、農地の放棄も問題になっています。

…ん?

どうしたの?

農業についてさ、今ちょっと調べていたんだけど「農業法人」ってなんだ?

ああ、それね。自分も興味あるわ。今調べているとこ。

(単位:経営体)
平成17年(2005)22(2010)27(2015)
増減率
(%)
増減率
(%)
1000万円未満1,608,8871,373,593-14.61,119,685-30.4
1000万円以上5000万円未満137,092118,117-13.8108,547-20.8
5000万円以上
3億円未満
13,59413,482-0.815,17311.6
3億円以上1,1821,38417.11,82754.6
農産物販売金額規模別農業経営体数の推移(平成17(2005)年比較)

「平成27年度 食料・農業・農村白書」(平成28年5月17日公表)の第1部 第2章「農業経営体数の動向」よりhttps://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h27/h27_h/trend/part1/chap2/c2_0_03.html

この表は農林水産省が2016年に発表したもので、内容は2015年の農業経営体数についての調査になっています。蛍光ペンで線を引いているのは、3億円以上の売り上げのある(つまり規模の大きい)農業経営体が5年前と比べてどれだけ増えたかを示しているのですが、凄い増え方をしています。2010~2015年にかけては1.5倍です。

農業人口は減っているけど、家族で小規模にやるんじゃなくて、会社として大規模に農業やる人たちは増えているんだなあ。

農業は今後も需要のある産業だから、農業法人っていうのは今後成長しそうだね。

さて、

今回は目標2の「飢餓を終わらせ、食料保障および食料改善を実現し、持続可能な農業を促進する」について、色々と紹介しました。ぱっと見、日本にはあまり関係のなさそうな内容にみえますが、実際に見ていけば案外、日本ともかかわりのある目標だというのがわかったのではないでしょうか。普段あまり意識しない分野だからこそ、知らなかったことや新しい発見もあったと思います

では最後に。

・飢餓問題や農業問題を解決するために、自分ができることは何ですか?

でた。前のやつ。

今回もやるよー。

至急やる気スイッチを見つけなきゃ…。

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