Girls no.1:目標5

(前回のあらすじ)

珍しく、考え込むウサギであった。

おいまて。

え、事実じゃないん?

いつも真剣に考えてるのにぃ。

そうなのかねえ。

今回は目標5についてです。そして、その前に目標4の振り返りを。

目標4…教育問題

義務教育・就学前教育をすべての子供に提供する

大学を含む高等教育、職業訓練をすべての人に提供する

目標4は「教育問題」についてでした。「教育」は子どもだけでなく、大人も受けられるもの、「教育」で学ぶのは「教科書の内容」のみではない事。そして日本では主に子どもを対象とした「教育」の機会は充実しているが、大人が学ぶ場所がない、という問題を取り上げました。

教育の問題っていうのは他にもあるんだよな。

学校教育とは関係ないこのサイトだって、「SDGsについて解説する」という意味では、教育に関わっています。また、何気なくインターネットを使っているときに何か新しいものを知ることもあります。そう考えると、教育に関わっているものや、教育に関する問題は身の回りに沢山ありそうです。

目標5

目標5:ジェンダー平等を達成し、全ての女性及び女児の能力強化を行う

目標5はジェンダーについて、です。

  • あらゆる場所での、女性や女児に対するすべての差別を撤廃する
  • 全ての女性や女児に対する公共・私的空間でのすべての暴力を排除する
  • 未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚、女性器切断など、あらゆる有害な慣行を撤廃する
  • 公共サービス、インフラ、社会保障政策、責任分担などを通し、無報酬の育児・介護・家事労働を認識し評価する
  • あらゆるレベルの意思決定において、完全で効率的な女性の参画と平等なリーダーシップの機会を確保する。

ジェンダーの問題は、日本でもLGBTQ等の問題を通して有名になっていますが、この目標5では主に女性についての問題を取り扱っています。なので、今回はジェンダー問題の一つである女性についての課題について考えていきたいと思います。

それから、当然のことですが、目標5が「女性」について取り扱っているからと言って、女性以外のジェンダーの人たちが抱える問題を無視してはいけません。今まで通りか、今まで以上にこれらの問題に取り組みつつ、女性についての課題にも一層力を入れていくことが必要です。

問題が多くて大変だあ。

それでも、解決しなくちゃいけないからね。大変だけど、頑張らないと。

女性についての課題ですが、日本は女性に関する課題が多く、

グローバル・ジェンダー・ギャップ指数(2018年版)で

・調査対象149か国のうち、日本は110位

・「G7」(先進国首脳会議:フランス・アメリカ・イギリス・ドイツ・日本・イタリア・カナダ)の中では最下位

バウンド『60分でわかる!SDGs超入門』p34 より

この、「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」は世界経済フォーラムによって発表されるもので、「男女格差の大きさ」を国別に比較しています。これを見ることで、国ごとの「男女格差」の現状について知ることができます。

ちなみに、世界経済フォーラムについて。

世界経済フォーラムとは?

  • スイスに拠点を置く非営利財団
  • 主に政治・経済・社会の三つの観点から世界、地域、産業の三つをより良いものにしていくことを目指し、活動している。

そして、この「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」は毎年発表されています。

「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」(2021年版)では

・世界156か国中120位(2020年度は121位)

・G7の中では最下位

ハフポスト 2021年3月31日 『ジェンダーギャップ指数2021、日本は120位 G7最下位は変わらず低迷』より

これを見てもわかる通り、日本では「男女格差」の問題が解決しない状態が続いています

下の方の順位のまま、ずっと変わらないってことは格差が開いたままで、なかなか改善していないのかな?

そういう事になるね。日本でも「男女格差」についての課題は結構知られているのに、なかなか改善していないね。なんでだろ。

さて、「男女格差」の課題を解決するにはどうしたらいいのでしょうか?

どうしたらいいのかって?それがわからないから苦労してるのに。

そりゃあ、そうだけど…。そこを何とかするのがいいんだよ。

ひとまず、「男女格差」の課題が何なのか、から見ていこか。

日本にある「男女格差」の課題にはどのようなものがあるのでしょうか?

日本にある「男女格差」の課題

文化的差別(ジェンダー・バイアス)

性的嫌がらせ(セクシャル・ハラスメント)

・女性に対する暴力

参照:gooddoマガジン(2021/5/29)『女性差別にはどのようなものがある?世界の事例とは』https://gooddo.jp/magazine/gender_equality/discrimination_against_women/11760/

主に主にこの三つです。

まず、「文化的差別」について

文化的差別」=文化的性差による差別や偏見

です。例えば…

・家事・育児・介護などの仕事に充てる時間 女性:4時間以上、男性:30分

家事の負担が大きいのは、圧倒的に女性

・出産前後の女性の就業状況 前:70% 後:30%

→出産後も仕事を続けられる女性は女性全体の30%と低い

gooddoマガジン(2021/5/29)『女性差別にはどのようなものがある?世界の事例とは』https://gooddo.jp/magazine/gender_equality/discrimination_against_women/11760/

などの課題があります。

けどさあ。少しづつではあるけど、男女平等の考え方が広まってきているはずなんだけどなあ。

男女平等の考え方が広まってきているのに、平等になっていかず、問題が解決しないのは何でなんだろうね。

次に「性的嫌がらせ」について

「性的嫌がらせ」とは、いわゆる「セクシャル・ハラスメント」のことです。主に、「性的な内容の発言」「性的な行動」などが当てはまります。

性的な冗談やからかい、食事やデートへの執拗な誘い、個人的な性的体験談を話す、性的な関係を強要すること、必要なく身体へ接触する、強制わいせつ行為、強姦など

gooddoマガジン(2021/5/29)『女性差別にはどのようなものがある?世界の事例とは』https://gooddo.jp/magazine/gender_equality/discrimination_against_women/11760/

このように「セクシャル・ハラスメント」は内容が多岐にわたります。なので、この問題に関する質問も多く、2014年の相談件数は1万を超えています。また「セクシャル・ハラスメント」だと認識されないまま放置されている問題もあるので、実際の数はもっと多いはずです。

最後に「女性に対する暴力」について

まず、女性に対する暴力にはどのようなものがあるのでしょうか?

暴力の形態

・身体的なもの

・精神的なもの

・性的なもの

男女共同参画局 『ドメスティック・バイオレンス(DV)とは』よりhttps://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/dv/02.html

男女共同参画局によると、身体的なもの、精神的なもの、性的なものの三つがあるそうです。各項目についての具体例もあるのですが、描きだせないほど多いので、ここでは割愛します。詳しく紹介・解説しているリンクを張っておきますので、気になる方はそちらから調べてみてください。

https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/dv/02.html(男女共同参画局 ドメスティック・バイオレンス(DV)とは)

解説しきれないほど、色んな暴力があるって…。


暴力がある事自体、嫌やのに、色んな種類がある、って。やーな話。

では、これらの暴力の原因は一体何なのでしょうか?

また、暴力の原因としては、夫が妻に暴力を振るうのはある程度は仕方がないといった社会通念、妻に収入がない場合が多いといった男女の経済的格差など、個人の問題として片付けられないような構造的問題

男女共同参画局 『ドメスティック・バイオレンス(DV)とは』よりhttps://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/dv/02.html

自分への要求水準が高い人は、パートナーに対しても自然と高い要求をしてしまう

また感情を軽視してしまう、情緒的なものや感情的なことを共有するのが不得手

『wotopi DV加害者は、なぜ暴力をふるってしまう? 男性が陥りがちな思考を臨床心理士が解説』よりhttps://wotopi.jp/archives/31745

社会的な原因と、精神的な原因の二つがあるんだね。

「女性に対する暴力」の原因としては、社会的なものと精神的なものがあるようです。

そうだね。でもこれらの原因をどう解決する?

「完璧主義」「感情表現が苦手」 この二つの問題を解決するには、どうしたらいいのでしょうか?

完璧主義も、感情表現が苦手なのも、その人の性格だから、治しようがないんじゃない?

うーん、そんなことないと思うけどなあ。

まず、「完璧主義」について

完璧主義(かんぺきしゅぎ、: Perfectionism)とは心理学においては、万全を期すために努力し、過度に高い目標基準を設定し、自分に厳しい自己評価を課し、他人からの評価を気にする性格を特徴とする人のこと[1][2] 。定められた時間、限られた時間の内にて完璧な状態を目指す考え方や、精神状態のことである。このような思想を持ったものや、そのような心理状態の者を完全主義者、もしくは完璧主義者: perfectionist)と呼ぶ。

Wikipedia より

「完璧主義」とは、一種の心理状態を表しているようです。では、どうしたら治るのか?

完璧主義になる原因から心理的・物理的に遠ざかる 

認知療法を受ける

Wikipediaより

主にこのような事をすると、少しずつ改善していくようです。しかし、ここで重要なのは「完璧主義は決して悪いことではない」という事です。何事にも真剣に取り組み、完璧を目指すこと自体はとてもいいことです。「完璧主義」も一つの個性なので、必要以上に毛嫌いする必要はないのです。

こだわりは必要だけど、こだわりすぎはダメってことね。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ってやつだ。

でた、妙な言葉使うやつ。意識高い系。

え?これ、有名なことわざじゃないの?

???

次に「感情表現が苦手」なことについて

…ですが、これをやると長くなりすぎてしまうので、次回に回します。

どういうことだってばよ

という事で、目標5は前後半の二部に分けます。それでは、また。

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