誰も知らない真実:目標6
(前回のあらすじ)大量に質問した。

いつか解説してくれるんだよね~?

まあまあ、またそれはいつか、という事で…。それにせっかくなら皆にも考えてもらいたいのです。

うわ、お前ダレ?

投稿者ですよ。読者の皆さん、いつもお世話になっております。今回は、目標6についてやっていきますね
さて、本題に入る前に、目標5の振り返りを。
目標5…ジェンダー問題(主に女性)
・女性に対する、差別・暴力・有害な慣行を無くす
・無報酬の育児・介護・家事労働を認識、評価する
・女性の参画と、リーダーシップの機会を確保
目標5は「ジェンダー(主に女性)についての問題」でした。日本は世界的に見て「男女格差」の問題が多く残されていています。なので、日本にとっては目標5は特に重要な目標です。

男女平等とか、ジェンダー問題とかの知名度はかなり上がっているのに、なかなか解決しないよね。

問題について、分かりやすく詳しくまとめている人もいるよね。
日本では「男女格差」の問題が多く残されているものの、「男女共同参画社会」に対しては前向きであるなど、矛盾している状況ができている、という話もしました。

これ、ほんとに不思議。

”そういうもの”として捉えていたけど、ちゃんと考えると不思議。
あらゆる場面で問題になる男女格差だからこそ、色々考えたことが実生活で役立つはずです。ぜひ考えてみてください。
目標6

目標6:すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する
目標6は水について、です。
- 2030年までにすべての人が安全で安価な飲料水をいつも平等に使える
- 2030年までに適切で平等な下水・衛生施設を平等に使えるようして、野外での排泄を無くす。
- 2030年までに汚染の減少と投棄の廃絶をし、有害物質の放出の最小化
- 2030年までにあらゆるレベルでの総合水資源管理を実施
- 2020年までに水に関する生態系の保護・回復を行う
日本では水の問題が話題に上がることはほぼありません。というのも日本では水不足による問題がほぼ起こっていないからです。しかし…
1人あたりの年降水総量は約5,000㎥/人・年で、世界平均の1/3程度
日本の1人あたりの水資源賦存量は約3,400㎥/人・年で世界平均(約8,000㎥/人・年)に比べると1/2以下
日本の水資源はイメージほど多くはない
ミツカン 水の文化センター『10年後の水文化を予測するためのツールブック 』1章 日本の人口動向と水資源 より
水資源賦存量 (みずしげんふそんりょう):水資源として、理論上、人間が最大限利用可能な水の量で、降水量から蒸発散によって失われる量を引いたもの
ダム事典[用語・解説] ページ:19 より

まじか。
梅雨や台風があるので何となく水が豊富そうに見える日本ですが、実際には水資源が少ないのです。

日本て雨は多いから、水は豊富だと思ってた。
日本の年平均降水量は1,690mmで、世界(陸域)の年平均降水量約810mmに比べるとおよそ2倍
ミツカン 水の文化センター『10年後の水文化を予測するためのツールブック 』1章 日本の人口動向と水資源 より

えー、降水量おおいのに、何で水がないの?
地形が険しく河川が短く、雨の降る時期が梅雨と台風の時期に集中するため、水資源賦存量のかなりの部分が利用されないまま、海に流れ出している
ミツカン 水の文化センター『10年後の水文化を予測するためのツールブック 』1章 日本の人口動向と水資源 より

日本に水資源がないのは、水が流れていってしまいやすい地形をしているからなのか。
今でこそ日本で水不足に困ることは少なくなりましたが、これまでに見てきたように、使える水がほぼない日本では水不足に悩まされてきた歴史があります。
昭和30年以降をとってみても、渇水が発生しなかった年はなく、また、すべての都道府県で渇水が生じています。
とくに深刻な影響を与えた渇水は、昭和39年の東京(東京オリンピック渇水)、昭和48年の高松(高松砂漠)、昭和53年の福岡(福岡渇水)、昭和56 年の沖縄、昭和59年の中部圏・近畿圏、昭和62年の首都圏、平成6年の全国的な渇水(列島渇水)などがあり、記憶に新しいところでは平成8年の首都圏の渇水があります。

引用:国土交通省関東地方整備局『渇水はなぜ起こる』より
https://www.ktr.mlit.go.jp/river/bousai/river_bousai00000059.html

平成8年て、つい最近やん。

今じゃ全然想像できない。
このように渇水は最近まで起きていた問題で、解決したのはつい最近のことなのです。今回引用したリンク先には、首都圏での現在の水不足について詳しく紹介しています。ぜひ見てみてください。

SDGsの紹介が終わって、しばらくしたら調べて記事にしようと思います。待っててね
渇水への取り組み
かなり最近まで渇水の問題があったことがわかったので、次はこのような渇水の問題を解決するために、どのような事を行ってきたのか、また行っているのかを見ていきたいと思います。
渇水を防ぐためのポイント
- 安定した水の供給
- 水利用の調整
- 水のリサイクル
- 節水協力
引用:国土交通省関東地方整備局『渇水への取り組み』より
また、水に関する問題(渇水、洪水、水質汚濁、生態系への影響など)についての問題を解決するための「水循環基本法」と具体的な推進計画の「水循環基本計画」が2014年に施行されていたりします。
水循環基本計画
1.流域連携の推進等~流域の総合的かつ一体的な管理の枠組み~
福岡県保健環境研究所 トピックス『水循環基本法と水循環基本計画
2.貯留・涵養機能の維持及び向上
3.水の適正かつ有効な利用の促進等
4.健全な水循環に関する教育の推進等
5.民間団体等の自発的な活動を促進するための措置
6.水循環施策の策定及び実施に必要な調査の実施
7.科学技術の振興
8.国際的な連携の確保及び国際協力の推進
9.水環境に関わる人材の育成
~ 8月1日は、水の日 ~』より
このように、水資源の確保のための法律や計画もあります。これらの計画を実際に積極的に行っている(先進的な流域マネジメントを実施いている)例についても少し紹介したいと思います。
平成30年度の実施団体
安曇野市水資源対策協議会 (長野県安曇野市) 印旛沼流域水循環健全化会議 (千葉県) 錦江湾奥会議 (鹿児島県鹿児島市) |
(流域マネジメント)
森林、河川、農地、都市、湖沼、沿岸地域等において、人の営みと水量、水質、水と関わる自然環境を良好な状態に保つ、又は改善するため、様々な取組を通じ、流域において関係する行政などの公的機関、事業者、団体、住民等がそれぞれ連携して活動すること。
引用:首相官邸 政策会議『「平成30年度 先進的な流域マネジメントに関するモデル調査」実施団体に3団体決定』より

うーん、まったく知らなかったなあ。
このように、水資源に対する活動を行っているところは沢山あります。ですが、日本では注目されないどころか、ほぼ知られていないのが現状です。
今回は日本国内に限った水資源問題を紹介したのですが、世界に目を向けてみると水資源についての問題の深刻さがさらにわかります。この辺の話は絶対に紹介したいと思っているので、そう遠くないうちに記事にします。
では、いつもの、やります。
水資源を守るために、日常生活で私たちができることは何だろう?

あー、これシャワーを止めたらいいねん。

湯船の残り湯で洗濯するとかね

答えを言わないでくださいよぉ!
では、今回はこれで。次回は目標7について、です。
